難しい事を考えてみる。
橋下大阪市長が文楽についてのスッタモンダのやり取りの中、ついに観劇。辛口批判。
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http://mainichi.jp/feature/news/20120727ddm012010028000c.html
「文化を曲げるな!」「芸術・芸能への政治介入だ!」「お前に文楽の台本語る資格はない!」など様々な批判がネットで飛び交っている。しかし、大阪市は文楽協会のいわばスポンサーなのだ。「面白くないからもっと面白くなるように努力してください。(このままだったらもうお金出さないよ。)」至極まっとうな意見にも感じる。市民の代表としての意見に聞こえてこない少し乱暴な言い回しは残念ではあるが・・。
僕だってお金貰ってモノ書いて、スポンサーとか代理店から「ラスト、もう少し○◯にして下さい」なんて言われる事、いくらでもある。必死に説明してこちらの意図をわかってもらおうとするが、相当自信がないとできない。結果書き直しになることも勿論ある。
「じゃあ僕は降りる。」って言える実力、自信があれば話は早いんだけど、残念ながら今の僕には中々言い出せない。文楽協会が助成がないと困るのは文楽協会に集客力がないから。エンターテインメントとしての市場への魅力がないから。お客さんに観に来てもらえないから。今の文楽協会は「じゃあ助成金いらない。」って言える実力(コレは芸能の内容だけじゃなく、経済的に自立しているかどうか、の実力って意味も含めて)が無いのは明白。悔しいけど橋下市長の意見は真摯に考えなくちゃいけないんじゃないか?
自分の作品をあれこれ言われると正直本当に悔しい。自分の想いを、意図を、もっと的確に表現できていたら・・、そもそも僕が思っている「面白い」ことは本当に観る人が「面白い」と感じるのかと不安にもなるし悩みもする。まだまだ未完成で三下の僕が先輩に大してこんな事言うのは本当に失礼なことかもしれないのだけど、文楽協会の人達や技芸員の方々も同じような悩みもってますよね?

